現在、富士山静岡空港のILSは、精度を示すカテゴリー、CATⅠで国内の空港では標準的なモノ。
それについて知事から、精度のよりよいCATⅢにしようとする案が出され、その方向で動く模様です。
暫定開港した当初は梅雨時でもあり、ILSもローカライザアプローチで精度も保てず、結局ダイバートを余儀なくされてましたが、完全運用されてからはダイバート機はまだ1機も出てません。
因みにCATⅠは着陸決心高度、DHは200ftですが、CATⅢ-AではOftです。
つまり全く見えない状態でも着陸可能となります。もちろんそれに対応する計器と、それを運航できるパイロットにも資格が必要となります。
※6月頃の当ブログに羽田や成田などと同じ様にCAT3-Cにと掲載しましたが、羽田はCATⅡ、成田や釧路はCATⅢ-Bでした。
CATⅢ-Cだと決心高度0ft
視程 0ftですが、実際には着陸後のタキシングが視程0ftでは出来ない為に、CATⅢ-Cの運用はないそうです。
画像はアプローチライト上の着陸機です。