2014年3月23日日曜日

震災被災地

この3連休を利用し、神奈川県に住む友人と東北の震災被災地を廻って来ました。
岩手県沿岸部は何年振りかの大雪に見舞われた直後に行ったのでまだ積雪があります。

*大槌町、
 22mの高さまで津波。

震災から3年が経ちますが、復興と言うにはまだ程遠い現状が至るところにありました。

*釜石市。立体道路のガードレールはぐにゃぐにゃのまま。

それと同時に、『ここまで津波が来たのかっ!』と言う現実。
未だに恐怖感すら感じた状態です。

*釜石市。
 マンションの4階まで水没。

岩手県東部沿岸、宮古市から国道45号線を南下しながら走って来ました。

*陸前高田市。
 高台に宅地を造成、その土砂運搬の為のコンベアの巨大橋。

リアス式海岸で風光明媚な景色を楽しめる地域なんですが、まだまだ津波の傷跡は深く、至るところに痕跡が残ったまま。

*陸前高田市。
 『奇跡の一本松』

高田の松原も津波にのまれ、1本だけ生き延びた奇跡の一本松も、実物の松は塩害で枯れてしまい、これは再現されたオブジェ。

*南三陸町。骨組みだけに変わり果てた建物。

この防災対策庁舎の建物の屋上まで水没。瓦礫や水圧によって骨組みだけ残った。

*南三陸町。復興商店街。

この町の復興商店街、さんさん商店街で昼食を摂る事に。
奮発して海鮮丼を(笑)

*南三陸町。
 復興商店街にて昼食。

昼食を済ませ再び走ります。
国道45号線を離れ国道398号を経由して海岸線を走ります。

*女川町。
 横倒しのままの建物。

リアス式海岸、小さな湾になった陸地部は丈夫なコンクリートの建物以外、ほとんどがまだ更地。

*石巻市。『がんばろう石巻』

瓦礫が撤去され更地になった街、どこも新しい街はこれから。
がんばろう、東北。
応援し、見守っていきたいと思います。