2010年6月26日土曜日

虹の懸け橋

 仕事上トラックであちこち走り回ってますが、この前、久しぶりに虹を見ました。ちょうど道路の延長上にあるので、「くぐれるかな?」と年甲斐もなくちょっとメルヘンチックに(笑)

 そこで思い出しましたが、かつてアメリカでフライト訓練中に上空から虹を見たんです。

 画像1がそれです。

 当時も同じ事を考えたんでしょうね。 セスナでくぐり抜けてみようと試みたんですが…。

 抜けたのか、とにかく途中で消えて虹の位置が分からなくなり降雨域になったのでコースを元に戻して帰って来た事がありました。

 画像2は去年ですが、静岡空港R/W30の約2マイルスオンファイナル付近。

 ちょうど小山城というお城がある辺りでの、地上から見た虹です。

 ちょうどここを着陸してくる航空機があれば虹をくぐってくる飛行機を見れるのですが…。乗客や、特にパイロットは見れるのかも?

 答は見えませんm(_ _)m

 虹は太陽の光が雨などの水滴に反射して見れるモノなので、太陽を背にしてる人には見えますが、太陽を正面にしてる側からでは見えないのです。

 アメリカでのフライトも太陽を背に飛んでたのですが、スクリーンにあたる水滴、つまり小雨の域に入ってしまい見えなくなったという訳です。

 もしこれを地上から見てるのならば見事くぐり抜けたという様に見えたでしょう。 面白いもんですよね。

 梅雨時は画像3の様にどんよりしてますがオントップでは快晴です。

 画像4

(画像3と4はサクラメントメトロ空港での同一フライトでの撮影。雲の上と下とではまるで違う)


 今はどんよりでも、時と場所が変われば感じ方も違う様に、世の中も虹の様に希望を持っていきたいですよね。

 画像5はFDAの予定する虹色、全7色のカラーリング画です。

2010年6月18日金曜日

Steam Locomotive

 前回は新幹線とのコラボでしたが、今回は蒸気機関車の話し。

 富士山静岡空港の最寄り駅にJRの東海道線金谷駅があります。

 その金谷駅から大井川に沿って北上する私鉄、大井川鐵道がありますが、ここは知る人ぞ知る、SLが運行されてる国内唯一の私鉄。

 C11やC56など、実際に毎日走っているのです
(ムービーはC10型)

 のどかな風景の中を走るSLはノスタルジックな感じで、乗って車窓から景色を楽しむのも、また、自然の中を走るSLを眺めるのも、両方楽しめます。

 駅舎は家山駅。

 昭和4年に完成の駅舎だそうで、NHK朝の連続ドラマ『純情きらり』や、映画『鉄道員(ぽっぽや)』など、撮影によく使用されている駅です。

 また大井川鐵道の中程に川根温泉という天然温泉の施設があり、源泉掛け流しで泉質も良い上、そこの露天風呂から大井川の鉄橋を走るSLを眺め、山間いにこだまする汽笛を聴きながらの温泉、これがまた格別で癒しのひと時を堪能出来ますよ。
 これはオススメです。

(画像はパンフレットからの転写)

 今回は空港近所の観光スポットを紹介しましたが、SLの運行時刻など詳しくは大井川鐵道のHPを御覧下さいね。

 静岡にお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。

2010年6月12日土曜日

コラボレーション


 20年以上前に静岡空港が現在の地に決定した理由の一つに、新幹線の存在があったのをご存知の方、いらっしゃいましたら、それは関係者かマニアかのどちらかですね(笑)

 現在の航空図、セクショナルチャート50万分の1で見にくいですが、画面中央にある静岡空港の下を東海道新幹線が通ってます。

 当初の計画ではこの新幹線トンネルの中に駅を作り、直上の空港ターミナルと直結。
日本初の飛行機と新幹線が接続出来る、という画期的なものでした。

 当初それがウリの静岡空港でしたが駅は出来ず…。
(掲載のパンフレット画像2枚は今から4年程前の比較的新しいモノです。)

 空港が完成した今でももちろん新駅設置協議は続けられている様ですが、計画のその後に新駅、掛川駅が出来、今度は駅と駅との間が接近してしまう為、(本来は静岡~浜松間に新駅1つの予定)スピードが出せず、新幹線のメリットが活かされない状況の様です。

(画像は牧之原トンネル付近を走行する新幹線)

 世の中、理想と現実はうまくコラボ出来ないモノなんでしょうかね~。

 エコな鉄道が見直されてる昨今、交通機関のいいとこどりのコラボレーション静岡空港、見てみたいモノです。

2010年6月5日土曜日

開港1周年

 去年の6月4日に開港した富士山静岡空港。

 4日当日は記念イベントも行われた模様です。

 またターミナル内には1周年のポスターなどがあちこち貼ってあります。

 1F入口の自動ドアの開いた奥のカウンター。

 赤いパネルが目をひくFDAのカウンターですが、実はここはJALが使用していた広いカウンター。

 FDAは元々一番隅っこだったんですが、出世して一番のメインカウンターに。

 ちなみに7~8月の時刻表です。

 今後も期待の大きい地元産のFDAです。

 その2年目に突入の富士山静岡空港、設備拡充に向け動き出しました。

 画像は空港西側にある、人気の展望広場からターミナル方向ですが、この辺りまで駐機場を拡張する事が決定し、工事が始まりました。

 来年夏頃の完成予定で、新たに三つのスポットを増設し、来年度中に供用開始の予定。

 展望広場も更に西側に、新たに造る様です。


 静岡空港は開港から3月までの9ヶ月間で、小型機などの着陸申し込み475件あった内、152件を断ったそうで、実に3分の1も対応出来ずだったそうです。
 理由はスポットが足らないという事だそう。

 また小型機だけでなく、定期便の混雑緩和などに対応する為にも、拡張の必要があるという事だそうです。

 今後の展開に因っては、セスナ機などの軽飛行機運用にも期待が持てるスポット拡張ですね。